孫のアルバム胸に抱え…遺体で見つかった79歳
2011.3.15 20:41
大震災発生から5日目の15日、遺体で見つかった岩手県大船渡市大船渡町野々田、浜田勝太郎さん(79)は、大切そうに胸にアルバムを抱いていた。縦約40センチ、横30センチの冊子の中には、ベビー服姿の孫をうれしそうに抱き上げるスナップ写真などが貼り付けられていた。
津波で100メートル以上流された自宅の1階で見つかった。妻と2人暮らしだった。上の孫の紗帆里さんは中学2年生。下は小学4年生の光君だった。
救助された妻によると、津波が自宅を襲った時、浜田さんも一緒に2階に逃げた。だが家族のアルバムを取りに1階に戻り、そのまま逃げ遅れたという。消防の捜索に立ち会った息子の会社員、浜田浩誠さん(48)は「本当に孫が好きだった。だけど、ばかなおやじです」と声を震わせた。

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